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zoom RSS 「 しゃべれども しゃべれども(2007) 」

<<   作成日時 : 2007/05/12 21:07   >>

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監督 : 平山秀幸
出演 : 国分太一  / 香里奈
原作 : 佐藤多佳子 『しゃべれども しゃべれども』(新潮社刊)  
公式HP  || 

「 しゃべれども しゃべれども(2007) 」

原作は、1997年「本の雑誌ベスト10」で第1位に輝いた作品です。

 

監督は、「愛を乞うひと(1998) 」で日本アカデミー賞監督賞を受賞した平山秀幸。

主演は、「ファンタスティポ (2004) 」で同じジャニーズの堂本剛 (KinKi Kids)と共演し映画出演して以来2度目の映画となる国分太一。私は未見ですが、「ファンタスティポ (2004) 」での音楽ユニット“トラジ・ハイジ”は、実際に同じ名義で2005年1月にCDデビューも果たしました。映画より歌のヒットのほうが記憶に残っていますが・・。

 


 Story : 東京・下町。うだつの上がらない二つ目の落語家、今昔亭三つ葉は、ひょんなことから落語教室を開くことになる。生徒は、美人だが無愛想で口の悪い五月、口は達者だが関西弁のためクラスになじめない少年・村林、そして、元野球選手の湯河原。3人は言い争ってばかりだったが、少しずつ上達していく。ある時、村林はいじめっ子と野球対決をして負けてしまう。悔しがる村林に、いじめっ子を落語で笑わせてやれ、と三つ葉は提案する。


[  2007年5月26日公開 ]

ー goo 映画 より ー

 

この映画に興味を持ったきっかけは、やはり撮影場所。去年クランク・インした頃、友人の家の近くで国分君の映画を撮影していると言う話を聞かされていて、友人の家に遊びに行く時、劇中で時々写される風景に、あの辺はよく通ったなぁ〜なんって感慨深く感じながら見ていました。

ただ、うまく住所等を隠したり変えたりして撮られているのですね。確かにあそこは友人の家のすぐ近くの道だけど、あれ?住所表記が変えられているなぁ〜なんって・・・・。

 

さて、余談から入ってしまいましたが、本題に入ろうと思います。

落語の世界は身近にないですし、寄席などに行った事もないのですが、日曜日の夕方など家にいて暇な時は、他に思白いTV番組がなかったりするので日テレの大喜利を見ることがあります。バラエティ番組やコントにしろ落語にしろお笑い系が大好きなので、劇中で役者が演じる落語でさえ思わず笑っちゃったりします。

特に、伊藤四郎は話し方が巧いですね。落語の小話を全編を通して演じられているわけではないので、その展開から落ちまですべてを聞いていないと面白いかどうかはわからないのでしょうけど、間の取り方やしゃべり方などはさすがですよね。

国分君が演じる今昔亭三つ葉は、伊藤四郎演じる古今亭小三文の弟子で何年経ってもうだつがあがらない二つ目のまま、同居している祖母が教える踊りのお弟子さんの一人の甥が、関西から転校してきて、言葉や野球のファン球団の事で、学校でいじめられているのを何とかしたいと相談を受け、話し方教室を開くことになる。国分君は、師匠の落語が好きで、古典にこだわる一本気な感じの青年を好演しています。

また、その三つ葉の最初の弟子となる小学生、村林優役の森永悠希が面白く良い味出しています。小学生の同級生にこんな子がいたらきっと人気者なのだろうな〜っと思います。飄々とした子供らしさと、ある意味大人っぽい茶目っ気が同居した魅力溢れる子供です。

大阪弁が不自然かなと思ったりもしたのですが、プロフィールを見ると大阪の子なんですね。オーディションの段階ですでに落語の「まんじゅうこわい」を全編披露してこの役を勝ち取るなどからもみえるように、この役が出来るのは、この子しかいない!っという感じです。

もう一人の弟子として現れた香里奈演じる十河五月は、美人なのに口の利き方が下手で自分の感情が素直に表現出来なくて、ある意味人間不信、自分でも何とかしたいとカルチャー・スクルーに通っているところで、三つ葉と出会う。

ぶっきらぼうな物言いで鉄面皮的なシーンが多いのですが、美人はどんな顔をしていても、美人だなっと感じさせます(笑)。

私には、TVドラマ「僕の歩む道」で、スマップの草薙剛演じる自閉症の輝明を支える幼なじみの都古ちゃん役を演じてた時からとっても好きな女優さんです。

そして、もうひとりの弟子となる松重豊演じる湯河原太一は、ほんとにこんな人いそう〜っと思わせる元プロ野球選手。

この4人の自己再生のストーリーに、八千草薫演じる、三つ葉こと達也の祖母外山春子のなんとも絶妙な演技が加わって織りなすストーリー。

全編をとおして、特にどこがと、悪いところも感じないのですが、いまいち盛り上がりに欠ける気がしますね。

村林のエピソードはなかなか良かったのものの、わざと押さえ気味にしたのかもしれませんが、三つ葉と五月の出会いと恋愛に関しても影が薄い印象は否めないし、湯河原のエピソードにももう少しドラマチックな展開があっても良い気がします。

普通〜にさらりと流れていったストーリーに大きな感動は得られなかったけれども、ほのぼのとした作品でした。

 

 


しゃべれどもしゃべれども
著者: 勝田文 /佐藤多佳子

 


映画「しゃべれども しゃべれども」 [初回限定生産] / サントラ 

〜おしまい〜

 

 


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