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zoom RSS 「 トランスアメリカ(2006) 」

<<   作成日時 : 2006/10/29 18:33   >>

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監督 : ダンカン・タッカー
出演 : フェリシティ・ハフマン  / ケヴィン・ゼガーズ  / 
主題歌 : ドリー・パートン 『Travelin' Thru』
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「 トランスアメリカ(2006) 」

 

 

監督は新人ダンカン・タッカー。

主演は、人気テレビドラマ「 デスパレートな妻たちシリーズ(2004〜2006) 」のフェリシティ・ハフマンは、ゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得し、アカデミー主演女優賞にノミネートしました。女性になろうとしている男性という複雑な役どころをみごとに演じて高い評価を受けました。

共演は、「 ドーン・オブ・ザ・デッド 」のケヴィン・ゼガーズ。

 


 Story : 
 若い頃から男性であることに違和感を抱く性同一性障害(トランスセクシュアル)に苦悩し、いまは女性として独りLAで慎ましい生活を送るブリー。ようやく肉体的にも女性になるための最後の手術に許可が下りた矢先、彼女のもとにニューヨークの拘置所から1本の電話が掛かってくる。トビーという17歳の少年が実の父親“スタンリー”を探しているというのだ。トビーは、ブリーがまだスタンリーという男性だった時代に、ただ一度女性と関係を持ったときに出来た子どもだったのだ。こうしてブリーは渋々ながらも、トビーの身元引受人になるべくニューヨークへと向かうのだが…。

 本当の父親の姿を知らないまま、ドラッグや売春に手を染める息子のトビー。出会うはずのなかった2人が、ふとしたことからアメリカ大陸横断の旅に出る。お互いに、痛みの多い人生を歩んできた2人が、この特別な旅を通じて変わっていく・・


ー ー

 

いわゆる自分の人生最大の転機に神が与えた、自分の人生を見つめ直し整理していく機会となったハートフル・ロードムービーです。

当初、この映画自体をまったくノーマークだった事もあって、作品の情報を一切知らないで観たので、ブリーを女装した男としか見えませんでした。次第にストーリーが進んで行くうちにそうだったのか、っと気づくかされるまで、フェリシティ・ハフマンのパーフェクトな演技にだまされてしまいました。ブリーがスタンリーという男の設定の女性フェリシティなんだとわかった後でも、女性が演じているように見えないという(笑)、そう言っていてもこんがらがっちゃうくらいの名演技でした。

セクシャル・マイノリティーの一つであるトランスセクシュアルで苦悩し女性として生きて来たブリーが、正真正銘の女性になるための念願の性転換手術を受けられる事が決まった、まさにその時に、自分がスタンリーという男だった時につき合っていた女性の息トビー子が父親を捜している事を知らされます。

この作品の中で表現されるトランスセクシュアルや17年経って初めて自分の息子の存在を知る事や、途中でヒッチハイクしている少年を乗せたことで荷物も車も奪われ一文無しにになって仕方なく、数年ぶりかで実家の両親や妹と再会するシーンなど、またお腹を空かせて店の客の食べ残しのお皿から盗み食いをしているところを見かけた独身の中年男性カルヴィンに親切に泊めてもらえるシーンなど、もっとシリアスに描けばもっと違った印象の映画ができあがると思うのですが、あえて、そういう色々な深刻な問題において起こりうるマイナス面の過酷なストーリーを加えないプラス面のさまざまな愛を描いて行く事で、ハートフルな映画として仕上がっているのだと思います。

 

一番救われるのは、息子トビーが、自分自身をしっかりと持った素直な少年だったというところですね。母親が早くに死に、育ての父親とは訳ありのひどい仕打ちを受けて家を飛び出し、普通悪い仲間とつるんでいれば、ドラッグもやり盗みもやって身を滅ぼして行きかねない危うさがあるものですが、ドラッグは自分を滅ぼすものという認識を自ら認識していて、結局は手にするものの、ブリーを男だと知ってしまう瞬間など、何度も危うい転機にショックをうけながらもやけなって堕ちてしまわずに、自ら踏みとどまって受け入れて行くところなどからも、素直でクレバーな少年像だなと思います。

一番疑問だったのは、親切に泊めてくれて車で送ってくれた中年男性・・・。最も予想を裏切られるシーンなんですが、このシーンは必要だったのだろうかと・・・・。

私としては、ほのぼのハートフルストーリーのほうが大好きなので、ほっとした反面、ラストを迎えるにあたって、あれ?これで終わり?・・みたいな物足りなさのような複雑な感情が残った・・・と言うのが正直な感想です。

ロードムービーの割には映像の美しさなどの空気感も伝わって来ませんし、淡々とストーリーが進んでいき、トビーの心の葛藤の描き方が希薄だし、大きな山場を迎えるでもない結末だけでに大きな感動みたいなものはそれほど感じなかったけど、ハートフルな結末にはにんまり・・という感じでした。

ただ、声を大にして言えるのは、フェリシティ・ハフマンの演技を観ただけでもこの映画を鑑賞する価値は大きかったです。

言い換えれば、フェリシティの演技の素晴らしさにつきる映画とも言えるかもしれません。

そう言いながらもわたし的には好きな作品でした。

 

〜おしまい〜

 

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「 トランスアメリカ(2006) 」
監督 : ダンカン・タッカー 出演 : フェリシティ・ハフマン  / ケヴィン・ゼガー& ...続きを見る
MoonDreamWorks★Fc2
2006/10/29 18:34
『トランスアメリカ』
スカートの中に何があるかより もっと大事なこと。 &nbsp; &nbsp; ■監督・脚本 ダンカン・タッカー■キャスト フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ、フィオヌラ・フラナガン、エリザベス・ペーニャ、キャリー・プレストン、グレアム・グリーン、バート・ヤング □オフィシャルサイト  『トランスアメリカ』 ごく普通の女性として、ロサンゼルスでつつましく生活をしているブリー(フェリシティ・ハフマン)には秘密がある。 実は彼女、男性であることに違和感を持ち、性転換手術を目前に控えたトラ... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2006/10/31 12:28
トランスアメリカ
今日もまたまた映画の話。 ...続きを見る
元気が出るブログッ(^^)/~~~
2007/01/14 17:02

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