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zoom RSS 「 蝉しぐれ 」

<<   作成日時 : 2006/06/17 17:18   >>

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監督・脚本 : 黒土三男
主演 :  市川染五郎/木村佳乃/緒形拳/
      /原田美枝子/大滝秀次/石田卓也
公式HP : http://www.semishigure.jp/

 原作 「 蝉しぐれ 」  藤沢周平著 (文藝春秋刊)

 Story : 東北小藩の下級武士である養父・牧助左衛門(緒形拳)の下で育った牧文四郎(石田卓也/市川染五郎)。隣家に住む幼馴染おふく(佐津川愛美/木村佳乃)の事を気にかけながら、尊敬する父のような人間になるため、友人と共に剣術や学問に励む日々を過ごしていた。
ところがある日、父が藩内の派閥抗争に巻き込まれ、役人に捕われてしまう。母(原田美枝子)や文四郎が全く知らない間に、父は藩のお世継ぎ問題に絡んでいたらしい。やがて文四郎は父との面会を許されるが、久々に会えたにもかかわらず、何があったのかを問いただす事しかできない。そして翌日、父の処分が言い渡されるのだが……。

 

 最近観た邦画の中で最も感動と涙の作品でした。 これ・・みないと損しますよ!! って言いたいぐらい素晴しかったです☆
 主題歌を歌う一青窈の歌声がまたこの映画にマッチしてドラマチックに盛り上げていました。

 先日観た「プライドと偏見」の美しいイギリスの田舎の風景、「ロングエンゲージメント」ではフランスの、「キングダム・オブ・ヘブン」ではエルサレムの設定で撮られたスペインやモロッコ、それらには決して負けていない、日本にもこんな美しい風景があったのだと、改めて振り返られてくれるような美しい冬景色や日本のこの時代の日常の田園風景が素晴しく美しく描かれていました。四季折々を遠くから、また極近くから、巧みなカメラワークで撮っており、ふと、うっとりさせられます。

 最近の邦画の特に時代劇で傑作と言える映画の中には 「 たそがれ清兵衛 」があげられますが、それを上回る良い映画でした。
 どうりでこの映画 「 たそがれ清兵衛 」の藤沢周平の小説の映画化だったのですね!!☆
 この映画も「たそがれ〜」同様DVDが出たら私の保存版の仲間入りです。

 まず、最初に感じたのは主人公牧文四郎の少年時代を演じた 石田卓也、速水もこみち似のハンサムボーイで、彼の演技が非常に良いです。
彼はJUNON SUPER BOY 読者投票で1位になり、最終選考でフォトジェニック賞を受賞している美形です。
彼の演技のうまさにぐいぐい物語の中に引き込まれて行き、緒形拳 演じる、父 牧助左衛門のうまさにひけをとらない良い演技を魅せてせてくれ、それだけに演技には定評がある緒形拳の、義の為に潔く腹を切る父との最後の対面のシーンでは、緒形拳の穏やかに息子に語る一言一言に愛情があふれ、自信に満ちた毅然とした態度に、ただ父の気持ちを信じて受け止めるだけしかできなかった息子との親子の会話に、私は声を殺して号泣してしまいました。

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 大人になった文四郎を演じた染五郎よりも主役級に良かったです。ただ、さすが染五郎は歌舞伎が本職だけに殺陣(たて)はきまっていますね、素敵でした。

 小和田逸平と島崎与之助の少年時代を演じたふたりが、多分この年代の役者の普通のレベルなのだと思うのですが、石田卓也のうまさにひけをとってしまい、へたくそに見えてしまったように思います。

 文四郎の母役の原田美枝子は時代劇が似合う女優さんですね〜しっとりとして上品で鬘が似合っていてとても美しかったです。

 そして、この二人、出てきちゃって大丈夫なのかしら。。。
っと心配した、ふかわりょう と今田耕二、この二人はご愛敬なのかと思いきや、なかなかどうして良い演技をしていました。まったくこの映画の中にとけ込んで違和感はありませんでしたよ。こんな演技が出来るとは驚きでもあります。

 田村亮、大滝秀治、柄本明 など脇役のメンバーが演技派揃いで、どのシーンをとっても手抜かりがなく全体として素晴しくまとまっていました。特にちょい役なのですが、追っ手から船で逃れるシーンでの船頭役、名前がわからないのですが、ちょっとしか出ていないのに渋く印象に残る良い演技でした。

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 心から尊敬できる父の理不尽な切腹の沙汰。運命によって引き裂かれてしまった文四郎とおふくの恋。大人になってもなお変る事のない幼なじみの3人の男同士の友情。すべてが巧妙に絡まり合ってこの映画は私たちに感動を残してくれたのです。

 もちろんわたし的に突っ込み所もあったのです3カ所ぐらい、でもでも、そんなもの払拭してくれて余りある素晴しい映画でした。
これは原作がいいのですねきっと、脚本が巧いのです。
ただ、原作を読んでいらっしゃる方には、きっとなにかのシーンは説明不足だとか、物足りなさを感じる方もいらっしゃるのでしょうね〜


 *)ドラマでも放送されていたようですが、私はそのどちらも未見・未読ですので、きっと感動出来たのだと思います。余分な先入観がないから、という意味で。

 エンドロールのクレジットを観ながら役者さんの名前を観るたび、そのそれぞれの役者さんが演じていたシーンが蘇って来て改めてまた、私は号泣しそうになったほどです。私の記憶にある限り、エンドロールを観て涙が止まらなかったのは、この映画が初めてだった・・・そんな気がします。
エンドロールが完全に終わるまでほとんどの人が席を立つことはなかったのです。
明るくなってもまだじーっと座っている方もたくさんいました。

 「 いやぁ〜〜映画ってほんとに良いものですね 」 って水野春夫のパクリかい(笑)・・・・・

 

 つっこみ所については、今夜は、明日の「エリザベスタウン」に備えてはやく寝ようと思うので(笑)、数日後にまた伏せ字で語ろうと思います。
今日は明日になってはこの感動が薄れてしまうかもしれないと、あわててレビューを書きました。後日要編集かな・・・(笑)

 

 

 かざぐるま
【一青 窈】かざぐるま

 

 


この小説は一度ドラマ化されています。2003年秋〜2004年秋(撮影場所 : 山形県全域、鶴岡市、羽黒町、京都、新潟)

 第一回:嵐/第二回:蟻のごとく/第三回:ふくと文四郎/第四回:秘剣村雨/第五回:罠/第六回:逆転/第七回:歳月

 ■監督: 佐藤幹夫
 ■出演: 内野聖陽 水野真紀 勝野洋 竹下景子 石橋保
 ■原作: 藤沢周平

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 NHK金曜時代劇 http://www.nhk.or.jp/drama/archives/semishigure/


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 〜おしまい〜

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映画『蝉しぐれ』
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